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木精肌具 

木でモニュメントから、家具、唐木細工までこなす山本工房の制作日記。木精肌具(もくせいきぐ)は木に触れて感じてほしいという作者、山本伸二の想いからのネーミング。

麻糸と花火

今日は朝から伊賀のとなり、月ヶ瀬村へ大麻のワークショップに行ってきました。
まず奈良さらしの簡単な説明を聞いて、中川政七商店の織り場見学。
三和土の建物に古い織り機が並んでいました。ここでも織り子さんが高齢化していて、こんな織り場ももうここ1件だけだそうです。日曜日でだれも仕事にこられていませんでしたが仕事場の空気はしんとしていていいですね。




案内してくださった奈良さらし保存会で学ばれたという講師の方が機をすこし動かしてくださいました。

古い織り機

お昼は奈良さらし保存会の松本さんのお宅で茶畑を眺めながらランチ、ちきゅう食さんの出張です。

梅林と茶畑の中でランチ

昼からなんとか苧うみした麻糸です。細かく言うと40工程からからなる仕事、1反の反物に4万メートルの糸が必要で1年かかって織った反物は300万といっても手間代を考えると合わないという世界、技術の伝承は困難ですね。今日はほんの簡単なおさわり程度の勉強会でしたが奈良さらし研究会では1年サイクルで毎週水曜に教室をされているそうです。糸を紡いで機を織るというのはあこがれでもありますが実際は忍耐と地道な作業の世界ですね。
それに材料となる大麻栽培が許可制でなかなか許可は下りないとのこと、奈良さらしといっても原材料は購入しなくてはならずさらにむずかしいですね。

今日、苧うみした麻糸

でいきなりですが夜は近くの手力神社の奉納花火がありました。
伊賀市のHPから、
手力神社は三大上忍の一人藤林長門守の氏神です。
江戸時代の初め頃、この地に長門守が住んでいたと伝えられており、境内には長門守の第四世冨治林正直が献灯した石灯籠があります。火術、火筒、のろしなど、火の忍術を得意とした長門守が花火を奉納したのがはじまりといわれており、伊賀地域で一番遅い奉納煙火として実施されています。
現在は花火師によりますが、大正末頃までは、氏子である村の若者たちがすべて手づくりでおこなっていたといわれています。

焚き火にあたりながら見る花火です!


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  1. 2010/10/17(日) 22:48:00|
  2. 休日
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